陶芸 屋久島日記

今日で2017年も終わりとなります。別に年が変わっても、何かが大きく変化するわけではなく、

昨日から明日へと毎日が続いてゆくだけなのですが。それでも、区切りとして、一年を振り返って

みようと思います。まず、娘の結婚、新しい家族が急に増えた気がします。家の周りの造成。

長年苦しんだ泥沼のような水たまりと、車の通る道が、すっかり見違えるようになりました。

車が寿命を迎えて、二台更新することになりました。畑の開墾。すっかり草に覆われて荒れ地化

していた畑をなんとか蘇らせることができました。夏野菜から始まって、今は大根やカブといった、

冬野菜が食卓を賑わせてくれています。次はハウスを蘇らせるという作業が待ち構えています。

ここまで陶芸の話が出てきておりませんが、本職は可もなく不可もなく、安定しているといえば

聞こえは良いのですが、ちょっと停滞気味でもあります。結局オブジェもあまり作ることが

できませんでした。それでも、昨日でしたか、寝ていて天啓のような夢を見ました。仕事の夢を

見るなんて滅多にないことなのですが、それは新しいスリップウェアでした。前に、ヒントだけは

もらっていたのですが、具体的なイメージが全く湧かなかったのが、突然です。うまくゆくか

どうか、全く見当もつきませんが、新たな目標と言って良いものだと思います。それと、これまで

使っていた土が使えなくなることです。諸事情があって。物事って永遠に続くなんてことは

決してなくて、ある日突然、終わってしまうものです。だから、常に何が起きても対応

できるように心がけておくことが必要なのだと痛感しました。こちらは1から化粧土の相性あわせ、

釉薬のテスト、土の可塑性や収縮率と、一歩づつ始めなければなりません。それも、与えられた

新たなチャンスと思って、進めてゆきたいと思います。新しい看板も、今のところあまり

機能してないようですから、何か対策を考えないといけません。それに今年とうとう火を入れる

ことが出来なかった薪窯も復活させたいと思っていますし、小さいものばかりではなく、大物を

焼きたいとも思っています。想いを馳せると再現ありません。けれども、どれも一歩ずつ、

慌てず焦らず諦めずで、進めでゆきたいと思っております。お世話いただいた方々、そして、

遠くで見つめてくださっている皆様方に、今年一年の感謝を申し上げます。そして、来年も、

どうぞ宜しくお願い申し上げます。みなさま、どうぞ、良いお年をお迎えくださいますよう、

心よりお祈りいたしております。

       12.31

今日は、ハウスに関わらないつもりだったけれど、朝起きるとつい足が向いてしまった。仕方が

ないので、昨日の続きで金具に錆止めを塗る。塗料が足りないと思っていたが、シンナーで

のばしたらサラリとして塗りやすく、気がついたら外側全部終わってしまった。ただ、薄くしたぶん

耐久性は落ちると思うけど、そこは目をつぶることにする。昨日修理した、ドア枠も取り付けようと

やってみたが、どうしてもハマらない。サビの上に塗料を塗ったのできつくなってしまったらしい。

致し方なく、バールでこじって広げて、無理やりはめ込んだ後に、叩いて戻すという強引な

やり方でなんとかはめることができた。年内にここまで、できて満足感に浸る。後は、工房を

大急ぎで掃除する。窯場からろくろ場と箒ではいて、体験工房と奥の作品置き場は掃除機をかけて、

最後はトイレも掃除して、なんとか格好をつける。後は、休憩室だけ、こちらは明日、ざっと

片付ければよかろう。お客さんもひと組。ドイツ人の二人連れ。一時間半かけて歩いてきたという。

買い物を終えて、カードはあるかと尋ねるので、あると言って、陶歴とフォトカードを見せると、

ちょっと怪訝そうな顔をする。日本語だもんなあ、多分読めないだろうから、と思っていたら、

キャッシュカードを出したので、あっ、しまったと思ったが、ソーリー キャッシュ オンリー、

と言ったら、なんとか納得して、現金で支払ってくれた。今年の目標の一つに、カード払いに

対応するというのがあったが、とうとうそこまで手が回らなかった。海外からのお客さんには、

必要なことだと改めて感じたので、来年こそはなんとかしなければと思うのだが。おそらく、

彼らが今年最後のお客さんになるだろうと思ったので、ハブ ナイス ニューイヤー と

言ってみたら、嬉しそうにユーツーと返してくれた。あの二人、帰りも歩くのかしらと、

思いつつ後ろ姿を見送った。

       12.30

塗装デー。四時から、ハウスの取り付け金具に錆止め塗料を塗ってゆく。アーチの頂上部を

2本塗り終える。塗装までやるつもりはなかったのだが、犬の散歩をしていた近所の人が、

彼もハウスを持っているらしい、通りがかって、だいぶ錆びとるねえ、塗ったほうがええんと

ちゃう!、というので、いやいや、そこまでやったら大変だからというと、こっちの目をじっと

見ながら、黙り込んでしまった。あとから気になって、やはり面倒だけど、やるだけやるかと、

塗料を買ってきた。アーチの数が50本、2列だから100箇所塗ったことになる。続きは来年かなあ。

工房では、以前、台風で吹き飛ばされたハウスのドアを修理。曲がってしまったところを

ハンマーで叩いて修正して、サビもハンマーで叩き落として、ワイヤーブラシでこそげ落として、

塗ってゆく。裏表、それにレールも塗ると、塗料をほとんど使い切る。ハウスに関わる作業は

その辺まで。取り付けも来年やろうと思う。手洗いボウルがいい感じに乾いて、スプレーブースで

化粧をかける。裏側をかけて、しばらく乾かして、表もかけようと思っていたら、なぜか

スプレーブースのすぐ前にあった、ガス漏れ警報機が鳴り出す。ガス会社に電話すると、

担当の人が来てくれて、何か粉をを吹きかけなかったかと、尋ねるので、事情を説明すると、

それに間違いない、ということになる。なぜか、小麦粉と決めつけているらしく、化粧土と

言っても、小麦粉でかえってくるのだが、交換の器具は来年持ってくることになって、7日までは、

気をつけて使ってくださいと帰って行った。そうか、ガス屋さんも7日までお休みか、

と妙なところで感心してしまった。こっちは、正月もハウスの作業やるつもりだったのだが。

そんなわけで、一日中、塗装仕事で過ごしてしまった。

       12.29

息子が家の窓拭きをするというので、一人工房で過ごす。疲れが溜まって、動き回る気がしない。

そんな時は細かい作業が良いかなと、先日届いた爬虫類用の保温版を使って、発芽器作りに挑戦する。

ネットでは、自家製の記録が色々出てくるが、それらは電気あんかだったり、低温の発熱の器具を

使っている。大きなホームセンターがない屋久島では、それもインターネットで探すしかない。

そこで。大きさが適当で値段も安い爬虫類用を取り寄せた。注意書きを見ると、内側で使っては

いけない、水槽などの外壁とか下に敷いて使うようにとある。それに植物厳禁ともある。どれにも

なぜいけないかは全く書かれていない。推察するに、濡れてはまずいとか、すぐに外せるようにとか、

そういった理由らしい気がする。それに、タネは植物だろうか。芽が出れば植物だが、芽が

出たら外してしまうわけだから、これも無視するとこにする。発泡スチローツのトロ箱を、

種まきトレイの大きさに合わせて、底を切り取って、薄い板状の材料に、アルミテープを

裏表貼って、取り付けて底にする。蓋には家用の断熱材を大きさに合わせて切る。発熱温度が

40度を少し超える設定らしく、温度が上がりすぎる気がして、底に軽石を敷き詰める。

早速電源を入れてテストして見る。切り取った、トロ箱の底だった発泡スチロールの上に

発熱盤を置いて、その上に手作り発芽器を乗せて、トレーを入れて温度計を置いて蓋をして

30分待つ。温度計は30度。少し高すぎるようなので、軽石を増やして、蓋も1セントほど

開けると、今度は25度。このぐらいが適温だろうか、もし高すぎるようならもうすこし蓋を

開けて、コントロールすれば良さそう。来年の1月末には、トマトやそのほかの野菜の種まきが

できるかもしれない。無事芽が出てくれれば、あとはビニールハウスで育ててみようと思う。

来年の目標、自分で育てたトマトやバジル、にんにくなどで、パスタを作ること。最近使ってない、

パスタマシーンを引っ張り出して、パスタも手作りしたい。今、育てているオリーブに実が

なったらオリーブオイルも作ってみたいし、そのうち、自分でっ育てた小麦でパスタ用の粉も

作れたらなあ。どんどん、妄想が膨らんでゆくのです。

       12.28

今朝で、なんとかハウスの補修を終える。工房では、薪ストーブの設置。例年より、だいぶ

遅くなった。てことは、やはり暖かいということか、まだ晩秋のような感じがする。今日は

風が強く、煙突が煽られて、フラフラするが。そのあと家の周りの草刈り。昼からは、野菜の

液肥やり。今年最後の週一回の作業。そのあと工房の周りの草払い。近くのホテルまで用事に

走って、今度は家の庭の草を払って、後片付け。工房の中は息子が、家はカミさんが、外回りの

担当を引き受けるというように、いつの間にか役割分担が決まってしまったようだ。

       12.27

納品と棚卸を兼ねて、朝から出かける。スズは二人でゆくことがわかっていると見えて、一緒に

ゆくとクンクンいう。連れてゆかないつもりだったが、あの声を聞くと負けてしまう。息子が

スズちゃんカーと名付けた、ハコバンで。店を3軒回ってミッション終了。あとは、年の瀬の

買い物をしようと、スーパーを回るがどこも、棚はガラガラ。昨日は、欠航だったから。それに、

年の瀬の買い物にはまだ早すぎたようで、正月用品も揃っていない。結局そちらは諦めて、

いつもの買い物だけして戻ってきた。昼に、港の近くの広場で、スズを遊ばせて、車に戻ろうと

したら、帰りたくないと、車に乗り込むのを拒否する。いつも、家にいて朝と夕方の散歩だけが

楽しみの日常だから致し方ない。前に飼っていた犬は、外の犬小屋で飼っていたから、長い針金を

渡して走り回っていた。それに比べると、座敷犬はほとんど外に出ないから、フィラリアに

かかる心配は少ない代わりに、閉じ込められて可哀想でもある。どちらが幸せなのかは比べようが

ないが。今の時代に、あのような犬の飼い方をしたら、虐待と謗られるに違いない。どうも時代が

移ると、色々な価値観がひっくりかえってしまうらしい。可愛いとめずらしがられていた

ヤクシカも、今ではヤクシカラーメンとかヤクシカソーセージだといった食べものとしての

名前の方が、出回るようになってきた。中には、犬用のジャーキーにまでされている。犬は

愛玩動物でシカは害獣というわけ。だからせっせと殺して食っちゃいましょうというのが

現代の理屈。ウミガメは卵を獲っただけで逮捕されてしまうし。古い、屋久島を紹介する本を

読むと、ウミガメの卵を売って、学用品代の足しにした話が美談としてのっていた。

人2万、シカ2万 サル2万というのも、この島が、いかに共生の島であるか、と意味の代表的な

表現だった。そんなことを考えていたら、むかし観た、猿の惑星という映画が、浮かんできた。

もしかして、人を飼っているのは猿ではなくて、ロボットだったりして。

       12.26

昨日の晩はクリスマスイヴ。世間並みに、チキンを焼いて、ケーキで祝いました。チキンは、

ネットで注文した、安いブラジル産です。それでも、一晩、味を染み込ませてオーブンで焼くと、

しっとりしてなかなかの味でした。それに何と言っても、一緒に焼いた野菜が、畑で採れたもの

ばかりというのは、なんとも贅沢なことです。サツマイモに里芋にカブ。ちょっと焼き過ぎでしたが、

それは自分で育てた野菜ですから、愛情が違います。それに、香りづけのパセリとローズマリー、

これから自家製率を高めてゆきたいと思っています。お世話になった方への、お歳暮にも、

少しずつですが焼酎などと合わせて送らせてもらいました。ちょっと、押し付けがましいかなと

恐縮しつつ。不思議に野菜は喜んでくれます。焼き物を、送ってもあまり反応が返ってきませんけど。

やはり、新鮮で、安全なものを口にするのはダイレクトに喜びを感じることができるのでしょうか。

今日も、ハウスの補修作業をしました。折れたパイプを材木で補強して、風に耐えられるようにと、

無い知恵と下手くそな技術を必死に絞り出して、悪戦苦闘の日々です。

       12.25

どんよりした空で星も見えない。朝7時ごろ、ハウスにいたら、カミさんがやってきて、環境

美化作業の日だから、一緒にやろうという。草払い機で工房から、家の前まで、道沿いの草を刈る。

農協の電気課が木を切っってから、日当たりが良くなって、サースが繁茂している。刈っても

刈ってもすぐに出てきて手に負えない。奥の方は足場が悪くて入れないから、道路ぎわだけで

お茶を濁す。工房に下りて、カミさんから頼まれた、腰掛のカバーの張り替え。そうこうしてると、

雨が降り出して、夕方までだんだん強まってくる。どうしようかと考えたが、お正月も近いことだし、

家の包丁が切れないことを思い出して、研ぐことにする。全部で6本、研ぎ終えて、他の道具の

手入れを始めた。まず、腰ノコの目立て、鉈と鎌を研いで、のみを引っ張り出して、片っ端から

研いでゆく。叩きノミ、丸ノミ、お入れノミと10本。これで少しは切れ味も良くなってくれると

良いのだが。ハウスには電気が来てないから、手ノコとノミで作業するしかない。今朝、

あまりの切れの悪さに、イライラした。あと一週間、今年中にハウスの修復作業を終える

ことができるのだろうか。

       12.24

午後から、工房で、年賀状の宛名書き。元旦に届くためのリミットが迫っているので。すると、

珍しくお客さんが来てくれました。話をすると、うちのカミさんの出身地、東京の吉祥寺からだと

いう話。喫茶店をやっていて、焙煎所も持っていて、どこかでコーヒーの木を自家栽培したいと、

何度か屋久島にも来ているという話。いくつか、候補地もあるようで、現在情報を集めている

とのこと。たまたま、近所でランチを食べたら、ここを紹介されたと、立ち寄ってくれた。

屋久島でコーヒーか、これが実現すれば面白いだろうなと思ってしまう。コーヒーはできれば

標高が500メートルぐらいは欲しいのだけど、屋久島ではその辺りになると国有地になってしまう。

たまたま個人の所有している土地があったとしても、代が変わって、現在の所有者がわからない

ところが多いらしい。それに、気温が4度以下の日が何日か続くと、根がやられてしまうという

デリケートなもの。屋久島でも、昔は3度ぐらいまでは下がることもあったが、近頃は下がっても

7度ぐらいだと思う。ハウスではダメかと尋ねると、自然の中で育てたものが香りも味も全然

違うらしい。一瞬、思った、うちのハウスでのコーヒー栽培はその時点で諦めたのですが。

それに、実が成り始めるまで、5年はかかるというのも引っかかるし。それまで元気でいられるか

が問題になるから。やはり、ハウスではトマトやハーブを育てようか。来年の目標は自分で

育てたトマトとニンニク、それにバジルで美味しいパスタソースを作ること。まあ、そんな

ところでしょうか。

       12.23

今日は、一日外にいました。庭の草取りです。畑が、一段落したら、気になりだしました。

草でひどいことになっています。朝の5時から夕方まで。焼き物の仕事はお休みにして。手で

一本ずつ引っこ抜きました。以前だったら、草払い機でバーっとやって、あー綺麗になった、

で済ませてましたが、畑を開墾してみてわかったのです。できるだけ根っこごと抜かないと、

すぐにまた、草だらけになるということを。風もなく、日が差して一枚ずつ脱いで、シャツでの

作業でした。土が固いところと柔らかいところ、全く根の張り具合が違います。同じ草でも、

育ち方が3倍も変わってきます。きっと野菜も、土によって成長が大きく違ってくるのだと

思います。草の中から、枯れたと思っていた、バラの苗が出てきて大喜び。その逆に、生きてる

と思っていた別のバラが枯れているのも発見しました。悲喜こもごもです。夕方、予定したところを

一通り終えて、振り返ってみると、どこを綺麗にしたのかほとんどわかりません。人間の、

一日の作業なんて、ほんのわずかのことしかできないものです。近所の、新聞配達の人が、

わざわざバイクを降りてきて、何をしてるのかと、尋ねるので、草を抜いているというと、

なにをするのか?と訊かれて、花でも植えようかと思って、というと、納得できない顔をするので

、言葉を変えて、何かしようと思って、というと、安心した顔をして去ってゆきました。

同じことを言ったつもりなのですが。実際何ををしようかと考えているわけでもないわけで、

草だらけにしておくのがいやだったのです。ビニールハウスについても、何を育てようか

決まっているわけではないのですが、まあ、言ってみれば、そこにハウスがあるから、

何かしようと思っただけのことなのですが。

       12.22

先日、エンバクのタネをハウスの脇に蒔いたところ、うまく発芽してくれた。目的は、ガチガチの

土が少しでも柔らかくなる様にと、緑肥として育てられないかというものだった。その時、

一緒に大麦の種子も取り寄せたが、真冬の発芽は難しそうなので、少し暖かくなるのを待とうと思う。

大麦の若葉は、人の体に、いろいろ良いらしく、大麦若葉という名称で、サプリメントが売られ

ている。同時に、犬や猫も大好きだという。我が家のスズが散歩の途中で夢中になって、

かじるために探しているのも、麦化の植物らしいと気がついたので、芽が出たエンンバクの

ところへ連れて行ってみた。最初のうちは気がつかないで何やらクンクン嗅ぎまわっていたが、

そのうち、一口かじって、気に入ったらしく、夢中で口にし始めた。ていうことは、大麦の

新芽ならばもっと喜ぶに違いない。大麦は、人間にとっては麦茶の材料ぐらいしか使い道が

思いうかばないが、スズが喜んでくれるならと、楽しみが湧いてきた。背中にできていた、

アレルギー性の脱毛も、ここへきて、だいぶ良くなってき。春には、美味しい、新芽を

食べさせてやるからな、と話しかけたが、彼女は上の空。まっ、気持ちが伝わればいいかな。

       12.21

住みにくい世の中になってきました。今日、やっと、補助的な道しるべを立て終えて、なんとか、

看板作りも、一区切り、ついたのですが、今度は宅配荷物の送料の問題です。現在、契約して

もらって、一番安いゆうパックで荷出しをしていたのですが、来年の三月から、料金が改定される

ことになりました。その料金表が今日届いたのですが、その値上がりぶりに驚きました。

後納契約といって、地域別ですが、サイズの特別大きいのを除いて、一律の価格だったのですが、

それがなくなって、一般の価格を1割ほど引いたぐらいの価格になってしまいました。関東ですと、

最も利用頻度が高かったサイズで、およそ倍の値上がりです。2000円の手びねり体験に1600円の

送料がかかるとは。これじゃあ、とても、お客さんに気の毒で、請求できません。理不尽な

気がします。ネットショッピングでも時々あります。300円の商品に1200円の配送料なんて

いうのが。息子がなんとかあれこれ対策に頭をひねってますが、こっちは、いっそ、もう

やめよう、ちょうど良い機会だし、と考え始めています。その時間を制作に回したら、別な

道も開ける様も気がするのですが。毎年、やりに来てくれて、ここで器を作るのを楽しみに

してくれるお客さんには申し訳ないと思いますが。それにしても、確か、鹿児島から営業の

ひとがわざわざ訪ねて来て、契約をしていったのです。あの頃は、契約数を増やしたくて、

低価格を表示したはずなのですが。変われば変わるものです。物事、需要と供給のバランスで

成り立っていることは理解できるのですが。大手の業者との契約は、別の条件が提示されて

いるのでしょうか。ひょっとしてうちの様な弱小の業者が狙い撃ちにされているのでは、

と勘ぐってしまいます。何にしても、世の中、どんどん生きにくくなっている様な気がして、

なりません。

       12.20

慌ただしいですねえ、師走ですから。今日一日が思い出せません。えーと。朝は、畑には下りず、

工房で昨日釉薬をかけた器の、裏側の処理をして、窯づめをして、工房の掃除、看板の文字を

塗り直して、野菜に液肥をやって、建材店に走って、材木を買ってきました。畑のこと、看板のこと、

もちろん焼き物のこと、同時進行でやってますから、一日、何をやっているのか、追われっぱなし

です。そうそう、今朝工房に下りた時、腰にピキーンと嫌な痛みが走ったのですが、なんとか

持ちこたえてくれたようです。この時期、寝込むようなことになったら、悲惨ですから、

温かくして無理しないようにしないと。と言いつつ、重たい材木運んだりしているのですから、

何をかいわんやですが。

       12.19

今日は、一日中釉掛けでした。それに2種類の釉薬も作りました。珍しく、朝の畑仕事も休みました。

その代わり、看板描きをしました。なぜ朝からかというと、昨日のことです。昼食を終えて、

工房へ戻ってくると、お客さんが待っていました。なんにちぶりのことでしょうか。早速、尋ねて

みました。ここすぐにわかりましたか?と。すると3回もいったりきたりしましたというのです。

通りかかった、ガイドさんらしい人が、どこを探しているのですかと聞いてくれて、ようやく

たどり着けました、というのです。東から通った時には、看板でわかったのですが、この先の

滝を見てから戻ってきたら、どこを入ったら良いのか全くわかりませんでしたということでした。

道の反対側に、小さな看板を立てたのですが、ほとんど目につかなかったようです。そこで、

なんとか対策を考えなければと、通り過ぎたところにある、看板の後ろ側に、50メートル戻る、

という小さな道しるべをつけようと考えました。ちょうど、昔、バス停に打ち付けていた看板を

捨てずに取っておいたのを、とりあえずは塗り直して、立てようと思っています。かなり古いので、

もうボロボロですが。新しく作るのは、ちょっと忙しくて、出来そうにありませんから。ていうか、

ちょっと、看板作りに疲れてきました。そのうち、気力が湧いてきたら、もう少し、ちゃんと

したものを作ろうと思うのですが。ハウスの修理も待っていますし、年が明けたら、車置き場も

作らないといけません。やることが多すぎます。今朝は、寝ていたら、太ももがつって

しまいました、両足共に。朝の脚立の上がり下りがきいたようです。少し、ペースダウン

しないと、やばい気がしています。

       12.18

今朝、ハウスのアーチの天頂部の両脇に、パイプを2本、縦に通して、金具で込めるところまで

なんとか進んだ。さて次はと、眺めていたら、前から気になっていた、アーチの歪みが目について

チェックしてみた。なんと、五本ぐらいが折れているのを発見した。折れていると言っても、

押し潰れたように曲がっているという方が近い気がする。なぜこんなことに今まで気がつかなかった

のか、我ながら呆れてしまった。入り口のドア枠が平行四辺形に傾いていることは気がついて

いたのだが、アーチ全体が押しつぶされたような形で傾いていたわけ。それで、筋交いにパイプが

押し付けられて潰れてしまったらしい。これでは、次に台風が来たら、持ちそうにない。どうしたら

良いか焦った。本当ならば、新しいのに変えるか、取り外して短くするか、どちらにしても、

大仕事になる。補強するにしても、どうやって?。なんとか、あり合わせの材料で、できないか。

いっそ、木を使えないだろうか。材木で補強して、そこには、植物は植えず、倉庫として使う。

どうせ、大きすぎて持て余しそうなのだし。そんなことを考えながら、ネットで調べていたら、

今度は、暑さ対策が浮かんで来た。夏は温度が上がり過ぎるというのだ。だから、脇を開けて、

風通しを良くするらしい。ところが、風が恐ろしいので、スプリングでしっかり止めようと

思っていた。そうすると、今度は簡単に脇を開けることができない。台風が来たら、密閉しないと、

吹き込んだ風で、膨らんで、ハウスが壊せれるというし、もう何が何やらわからなくなって来た。

とりあえず、年内にビニールを貼ろうという予定は、来年に持ち越すことにして、じっくり

考えをまとめなければならない。

       12.17

週末です。ここのところの、朝の畑仕事で、疲れが溜まっていたらしく、午前中はほぼ、動く

元気がありませんでした。昼過ぎから、回復して、昨日から作り始めた、プレート作りです。

息子に言わせると、現代のトレンドはフラットなお皿だとか。料理の本を見ても、とにかく

平らな器が使われているようです。カップのソーサーとかケーキ皿ぐらいの大きさのまでは

なんとか作れるのですが、それより大きいのとなると、なかなかろくろで手で作るのは

難しいのです。それ用の敷板も新しく作って、乾かす時にヘリが上がらないように、裏返したら

良いのではと、乾燥用の板も作り直してみました。昨日は直径が31センチぐらいのを挽きましたが、

今日はそれより一回り大きいのを作りました。これはホテルから頼まれたもののサンプル用です。

しかし、難しい、本当に。こういう形は機械ろくろと言って、石膏の型に、別の型でプレスする

ような作り方をしないと、難しいと思います。しかし、わが工房は、量産品を作る工房では

ありません。全てが手作りです。型を使うときも、あくまでも補助的な道具としてです。

それに型で作ると、乾燥で暴れて、ガタガタになりそうです。ホテル使いの器がほとんど

磁器なのには理由があるのです。薄くて丈夫で、狂いが少なく量産に向くという。それでも、

声をかけられれば出来ないと言えない性分ですから、なんとか、悪戦苦闘しながらチャレンジ

しています。結果、採用されなくとも、治験として残すことができますから。この歳で、毎日、

無い頭をフル回転させています。

       12.16

昨日、ホテルの人が、パンを持ってきてくれた。シュトレーンという、ドイツではクリスマスの頃、

食べられるパンらしい。別に、注文したわけではなくて、日頃のお世話に対する、気持ちという

ことらしい。そのホテルでは、毎年、今頃になると、一般の人にも販売するらしいのだが、それに

しても、恐縮してしまう。近頃、いろいろな仕事をもらって、確かに縁が深くなってはいるのだが、

むしろ、お世話になっているのはこちらの方で、そういう意味でもありがたいことだと思う。

今朝も、そのホテルから電話が入って、お客さんが寄るかもしれないので、よろしくとのこと。

午後、タクシーに乗った、中国からのお客さんがきて、話を聞くとそのホテルからだという。

看板を変えてから、お客さんが全くないので、少し不安になっていて、やっとあの看板を見て

きてくれたのかと、ちょっと、ホッとしていたら、運転手さんは、気がつかなかったという。

がっかりするが、致し方なし。何しろ、クリスマスツリーを出すと、お客さんがなくなる

というのが、わが工房の恒例だから。やはり、看板が見にくいのかなあと、不安にもなるが。

何か、もう一つ、道しるべになるものを考えねばと思う。

       12.15

窯出しして、荷造り。だんだん、おし迫ってきて、催促のメールが入って、なんとか、遅ればせ

ながら、明日送ることができそう。毎日、何をやっているのだろうと思うほど、バタバタしている。

夏に、漬けた奈良漬を出して、味見をしてみた。思ったより縮んで、あの瓜もっと大きく育てて

からでよかったのかと反省する。売っているのと比べると、恐ろしく薄く、貧相だった。皮が

固いけど、味は甘すぎず、意外といける。お茶漬けにしたら良さそう。我が家も、近頃は手作りの

ものが増えてきて、漬物は畑から採れた菜物が使えるし、スムージーの材料も、毎回加える

スモモのコンポートに、今は切れてしまった、タンカンのジュース、夏は、エンツァイもトマトもと

いろいろ試してみた。これを励みにして、育てる品目をもっと増やすのが、目下の目標なのです。

       12.14

朝から、島の北側へ出かけました。珍しく、スズも連れて。車は、今度来たハコバンで。カミさんが

いつも乗っていたオレンジの車が、雨漏りがひどくて、修理をお願いするにも、車検が来年の

春までで、それをきっかけに廃車するつもりだったので、それなら、思い切って、別のを探そう

ということで、インターネットで見つけた車です。程度の良い中古で、荷物もたっぷりのる、

軽のハコバンです。要するに、今日が初乗りというわけです。この車は、スズのために買った

という意味もあるので、初乗りにはどうしても連れてゆきたかったのです。カミさんが、髪を

切っている間、海の前の公園へゆき、強風が吹き荒れる中、めげることなく、リードを引き回され

ました。こっちは、鼻水がダラダラ止まりません。時間がきて、カミさんを迎えに走る間も、

外をキョロキョロ眺めていました。ここのところ、朝と夕方の散歩を除いて、ほとんど家の中に

います。完全な家犬になっていました。本当はもっと、外に連れて行ってあげたいのですが。

今度の車は、背もたれを倒すと、広々空間になります。作りが貨物用ですから。それがすずに

とってはもってこいということになりそうです。昔は、ちょうど、このぐらいのハコバンで、

家族全員であっちこっち旅行をしたものです。あの頃は、おばあちゃんもいましたから、6人、

完全な定員オーバーでした。一度は、それに焼き物をたくさんのせて、走り回りました。個展を

終えての、旅だったので。また、いつの日か、あんな風な旅をしてみたいと、ノスタルジックな

気分が湧いてきました。

       12.13

今日は、嬉しいことがありました。一つは、ハウスの中の草取りと抜根が終わったこと。抜いて

山になった残骸を片付けると、バカにすっからかんで、なんだかすかすかの心もとないような、

気になります。次は、壊れた部品を修理したり、ビニールを張るための補強をしたりと、やることが

待っているのです。ビニールも抑えるためのスプリングも、紐もどれも新しいのと変えないと

いけなくて、驚くような出費になりそうです。それでいて、未だに何を植えようか決まってない

のだから、趣味の農園作業も、ちょっと絶望的な気がしてきます。早い話、持て余し気味なのです。

まあ、三度目の正直ということで、今度こそは、新たな展開をしたいと思っているのですが。

もう一つ、やっとの事で、新しい看板を立てました。今回は焼き物を取り入れて文字を浮き彫りに

しました。風当たりを考慮して縦型にしたのですが、果たして、お客様に気がついてもらえるのか、

心配でなりません。そして、古い方の看板を撤去。これまで、たくさんの方の、目に留めていただいた

ことに感謝いたします。こちらも、心もとないような寂しいような、変な気分です。まあ、違法

だから撤去しろということなので、今更致し方ありません。近頃、車で県道を走ると、皆さん

苦労しているようです。後ろに移動したり、小さくしたり、突然こういうことを言い出したのは、

やはり天皇陛下のご来島があったからでしょうか。これから、島を訪れる観光客の方が、目当ての

ところを探すのに、キョロキョロして、事故とかが起きないことを祈っております。

       12.12

メールで、いつ焼けますかという問い合わせが入った。調べてみると、ガビーン、もう過ぎて

ました。慌てて、予定変更して、釉薬掛けを始めました。今回は、素焼き済みの作品の数が

少ないので、色々組み合わせてゆくことにしました。使う釉薬もいろいろで、なかなかはかどり

ませんが、明日一日頑張ればなんとかなりそうです。このあと、修学旅行の子たちの器が待って

います。あー、年内に焼きますなんて言わなきゃ、良かった。やることが多くて、てんてこ舞いの、

この時期なのに。

       12.11

今日もよく動きました。日曜日ですが。例のごとく、朝4時から畑、なんとか、ハウスの中の木を

抜き終えました。入口の一本を残して。エゴの木ですが、かなり大きいので、チェンソーで切ります。

あとは、全て、カナデコと土堀機を使って。コツがわかると、なんとかなるものです。まず、

周りの土を掘りながら、土堀機に引っかかる根を、ノコで切ってゆきます。一周切り終えたら、

木を揺すって、グラグラさせて、倒れる方向へ押し倒します。そこで、またノコを使って、土の

中の根を一本ずつ、切ってゆき、最後はカナデコで一気に掘り上げます。そんなふうに、すべての

木をなんとか掘り終えました。あとは、入口周りのサースを抜けば、今回のハウス復活作戦の

第一段階の完了です。そのあと、大根の間引きをして、液肥をやりました。工房では、平日には

できない木工作業をしました。二枚のコンパネを、30センチ角に切りました。すると36枚の

板が取れました。それを、バンドソーで丸く切るのです。ろくろで大きなお皿を挽く時の台に

なります。昨日、オークションにちょうど良さそうなのが中古で出ていて、落札しようかなと

思っていたら、なんと、5枚で5000円近くになっていました。びっくりして、これは作るしか

ないと、今日、取り掛かったというわけです。それにしても、36枚、丸く切るのはなかなか

厳しい戦いでした。途中から、どんどん仕事が荒くなって、かなりアバウトな円になって

しまいましたが、自分で使うのですから、まあ、良しとすることにします。最後に、ベルト

サンダーでざっとならして、なんとか終了。あとは下駄を履かせれば完成です。かなり、

大変でしたが、これだけあれば、まとまった数もこなせそうです。来週中にも、早速、試作の

皿を作ってみようと思います。

       12.10

畑のことで、気になって、いつからあの草だらけの畑の草を払い始めたのかと、日記を開いて

みたら、三月十日からとわかった。ということは、明日でちょうど9ヶ月目ということになる。

雨でも降らない限り、ほとんど、毎朝、何かの作業をしてきたと思う。我が人生を振り返って、

何度か畑熱にかかって、夢中になったが、だいたい数ヶ月で、台風がきたり、大雨であったり、

はたまた猿、鹿、そのうち仕事が急に忙しくなったとか、なんらかのことがきっかけで、足が

遠のいて、いつの間にか草に覆われるということを繰り返してきた。それが、今回は、随分

長く続いている。それに、次はハウスの復活という目標に向かって、なんとか前進しているから、

少なくとも、1年は続きそうな気がする。1年続けば2年続くかもしれない。というわけで、

今回は、ひょっとしたら、本物になるかもしれない。子どもの頃、将来の夢というテーマで

作文を書いた時、絵の先生か、植物のことを研究する人、と書いたことが、少しだけ形を

変えながら、実現しつつあるのだろうか。中学生の時、園芸部というのに3年間、在籍して、

毎日、校庭をはいては落ち葉を集めて腐葉土作りをしていた。休み時間になると、技術室家庭科室

に部員たちが集まって、なんとなく、時間を過ごすのが日課だった。みんなおとなしく、スポーツも

あまり得意でなく、どちらかというと目立たない子が多かった。おそらく、あの空間が、気持ちを

リラックスさせてくれる、息抜きの場所だったのだろう。今も、朝のまだ日も昇らない時間、

無心で土とむかっていると、なんとも言えない大地との一体感があって、幸福感が体に満ちて

くる気がするのです。

       12.9

この島で、こういう仕事をしていると、何もない日って、本当、ないものですね。今日は、

まず、近所へ外国から引っ越してきた人たちが、手洗いボウルの注文に来ました。それから、

銀行の人が、息子の、年金型貯金のパンフレットを持って来て、ホテルの売店から、在庫商品の

確認の電話が入ってと、なにやかや、その都度、ろくろの手を止めて、対応に当たりました。

離島の、こんな小さな工房でも、それなりに毎日、いろいろあるわけですから、大きなところで

働いている人は、きっと、大変だろうなと思います。今日も、風が強くて、寒い一日になりました。

今朝、雨の中、カッパを着て、ハウスの草取りしたら、なんとなく、先が見えてきた気がします。

昨日までは、やり終えたところだけを見て、先を見ないようにしていたのですが。絶望的な

気持ちになりますから。しかし、ここで無理して、どこか痛めては大変です。実は、ここ数日、

膝に少しですが、違和感を感じています。前に痛めたところです。起き上がる前に、布団の中で、

できるだけ、体をほぐすように努めているのですが。

       12.8

今日は、朝だけで一日のエネルギーを全て使い切った気がする。昨日は無理だと思っていた、

木の根っこを三本、引っこ抜いたのだから。作戦を変えて、根っこの周りを広く掘ってゆき、

横に伸びた根に当たったらのこで一本ずつ切ってゆく。一周したら、幹を揺すって、また根を

浮かせてノコで切る。最後は、金テコで一気にこじ上げる。この方法で諦めていた木を掘りあげた。

ただ、ハウス内で一番大きな、芙蓉、根っこの直径が4、50センチはあって、これだけは、

周りの根を切っても、抉ってもビクともしてくれない。最後は諦めて、チェンソーで切った後、

切り株に縦横に切り目を入れて、重油を流してみた。これで、枯れてくれたら幸いだが、

ダメだったら、あとは芽が出たら切るという、持久戦でなんとかやっつけようと思う。なんに

しても、手強い木はほぼやっつけたから、残りは入り口のところにある、エゴノキと、ハウスの

脇に大きく育ったセンダンがあるだけ。センダンは大型のチェンソーでなければ倒すことは

できないと思う。怪我だけはしないように、気をつけないといけない。

       12.7

昨日の雪雨で、奥山は真っ白。すっかり冷え込んで来ました。そんな寒さにも負けず、今朝も

ハウスで作業。今は芙蓉の根を掘っています。細めの木なら、土起こし機でこじるか、カナデコで

なんとか抜けるのですが、ちょっと大きいと大変です。まわりを掘って、根っこを少しずつ、

ノコで切りながら、揺すっては切るを繰り返します。そんなことでもなんとか抜ければ良いの

ですが、何本かは、チェンソーで切って、あとは根っこを枯らすしかなさそうな木もあります。

そんなになるまで放っておいたこちらが悪いのですが。まさに、耕作放棄畑と言われても、仕方が

ありません。時々、ハウスなんかなければよかったなんて、泣き言も言いたくなりますが、

今年も、欲しいという人が来て、まだ使いますからと、断ってしまいました。だって、使うために

建てて、ほとんど生かしていないのですから。やはり、ここはひと踏ん張りして、ハウス

持っててよかったね!、なんて言われてみたいと、思うわけです。今はシダもはびこっていて、

抜くと土がベタベタ乾くとコチコチです。なんとか、土壌をよくしないと、作物は育ちそうに

ありません。どうやって、改善しようか、あれこれ考えをめぐらせているところです。

       12.6

朝は、あんなに丸いお月様が出ていたのに、だんだんくずれてきて、気温もどんどん下がって

大荒れの天気になりました。病院の定期検診に北に向かったら、あちらはあられと雹の中間の、

島でいう雪雨がバラバラと、頭を叩きました。すっかり薄くなった髪を通して、頭皮に打ち付けて

きました。今年初めての北西の冬型天気です。病院から、戻って、昨日窯出しした、看板用の

タイルを板に取り付けました。これが思ったよりも難しく、手間取って、夕方までかかって

しまいました。何事もやってみないとわからないことって多いことを感じました。それに、

想像以上に重いこともわかりました。柱にビスで止めるつもりでしたが、心もとないので、

ボルトでつなぐことにしました。それでも、台風が来たら倒されそうで心配になります。

足元のつっぱりをもう一つ増やそうと思います。

       12.5

今日は、元気モリモリでした。いつもの、朝の畑仕事が雨でできなかったから。体力が余って

しまって。ろくろで、小皿を挽きまくりました。ロックな気分でした。そんな時は良い話もくる

ものです。ホテルから、器のオファーが来ました。まずはサンプルを作って、価格の交渉してと、

先は長いですが、来年に向けて、勢いがつきそうです。それからもう一つ。観光で立ち寄って

くれたお客さんからも、別口の注文をもらいました。こちらは小口ですが、連続だから、気持ちが

前を向きます。どちらも来年に向けてではありますが。あとひとつ、なんとか看板用の文字タイルが

焼きあがりました。出来としては、いまひとつ納得できませんが、とりあえず、使うことは

できそうです。ピースで構成するので、どうしても気に入らなければ、そこだけ、また作り

直せば良いと思います。とりあえず、板に打ち付けて、柱に取り付けようと思っています。

そうすれば、これまで立てていた看板を撤去できますから。県の陰険な役人から、突っ込まれ

なくて済みますし。本当に、あの時は、腹が立って、頭の血管が切れそうでしたもの。

       12.4

日曜日の朝、今朝も暗いうちから草取り。ついにハウスの中へと入ることに。と言っても、

むき出しのフレームがあると言うだけで、植物にとっては一緒というわけ。生えている植物も

同じなのだが、気持ちとしてはここまでこれたという感慨。ただ、運び出しに苦労する。

軽トラを、横付けして、刈った草をフレームの外に出して、というひと手間が余計。まだ、

暗いうちに車が1台、通りかかる。おそらく、昨夜、呑みすぎての朝帰りだろう。明るくなって、

ハウスの横を耕運機でひと往復して、セルゴーのタネを蒔く。土壌改良に良いと聞いたので。

少し、気温が低いので、芽が出てくれるか気がかりだが。今朝はたっぷり、3時間半、体を

動かして、満足満足。あとは、工房にて、ゆっくり過ごす。お客さんもなくて、すっかり

リラックスできた。外は小春日和の陽気で、居眠りには最適な一日だった。

       12.3

午後から、急に寒くなった。一つは、あまり動かなかったから。午前中は、かなり働いたので、

暑いぐらいだったが。早朝から、ハウスの前の草取りをして、野菜に肥料あげ、工房で窯仕事、

昼から、大片付け。あとは、ネット三昧。パソコンの前でじっと過ごした。

       12.2

今朝で、ハウスの周りの草を抜き終える。あとは、入り口前の三角形と、いよいよハウス内が

残っているが。サウスは根が残っているとすぐにまた生えてくるから、できるだけ手で引っこ抜いた。

それと、たくさん生えていた、芙蓉のかん木も、鉄デコで根っこごと引き抜いた。これまで、

あの畑に関わって以来、最もスッキリしたと思う。なんとかこの状態を維持できれば。今日から

12月。今月中に、ハウスの中を畑らしくしたいと思うのだが。

       12.1

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