陶芸 屋久島日記

どうも、看板が見にくいらしくて、迷う人が多いと聞く。何か良い方法がないかと、考えるが、

名案が浮かばない。とりあえず、バス停に皿を飾ってみることにした。まず、草を払って、周りを

すっきりさせて、県道に面した壁にぶら下げて見た。皿はあり合わせを使ったが、そのうち

我が工房の代表的な青い皿を焼いて、入れ替えたいと思う。あとは、看板のところにオブジェを

作っておきたいと思うが、まだ原型すら手をつけられないところ。急に、忙しくなって、なかなか

そっちに手が回らない。何が忙しいかというと、種まきした野菜が急に育ちだしたから。植物は

待ってくれない。昨日は、耕運機をちょっと走らせてみたけれど、雨が降らないから土がカラカラで、

カチンカチンでロータリーが弾き飛ばされてしまう。一雨降って、しっとりしているぐらいが

起こしやすい気がする。

       3.31

今日も、ただただよく動きました。ボケかかった頭で思い出すのが大変です。朝は、ドラゴン

フルーツの苗を30本、鉢に植え付けて、散歩から戻るとハウスの周りを耕運機で耕し、工房では

窯出しと仕上げ、窯道具の手入れ、棚板が一枚割れてしまったので、材料屋さんに注文して、

仕上げが全て終わったら、まだ時間があるから今度は草払い。道路ぎわから、畑の周り、家の

まわりと一通り払い終える。まだ、あまり伸びてないから割と早く済む。マメにやっていれば

本当は楽するのになあと、思うのだけど。

       3.30

昨日、今日とせわしない日が続いた。特に、昨日は体験が遅くまであって、とうとうここに

座る時間がなかった。今日も、同じようで、ろくにお茶も取れず。急に暑くなったので、脱水に

気をつけなければと思う。そんな中で、昨日えひめAIを仕込んで一週間目なので、早速使ってみた。

まずトイレに入れてみたら、我が工房の汲み取りトイレの匂いが確かにしなくなった。それではと、

畑のコンポストでも試したが、こちらもほとんど臭わなくなった。それではと今朝はぼかし肥料

作りに挑戦。まず、ベースは米ぬか、それに牛糞堆肥と油粕、ついでにストックしてあった古油も

加えて、最後にえひめAIの沈殿物を加えてよく混ぜる。あとはシートをかぶせて発酵を待つ。

昼に行っても冷たく、三時ごろもう一度様子を見てもまだ冷たい、ダメなのかなと思って夕方

手で確かめると、ぽかぽかと暖かくなっている。これが発酵によるものなのか、ハウスの中で

日に照らされて温まったものなのかは、明日の朝になればわかると思う。もしダメならば、

えひめAIを足すか、米ぬかを増やすか、色々やってみたいと思う。菌を育てるのって、目には

見えないけれど、なんか楽しい。これで美味しい野菜ができるようなら、なんと素敵なこと

だろうと思う。

       3.29

今朝はハウスを大片付け。あまりにもとっちらかりすぎたから。やることが次々出てきて、

どんどん物が増えて、だんだん足の踏み場がなくなってきた。そこで入り口付近の棚を一段

増やして、道具や資材を整理した。水も農用栓から繋いでみたが、手持ちのホースにどうしても

つなぐことができない。致し方なく、太いホースを注文することに。土や肥料も整理したら、

ようやく、落ち着いてきた。苗は順調に育っているが、最初に蒔いたトマトは育ちすぎ。背ばかり

伸びて、一向に花芽がつかない。本で見ると、どうも良くないパターンになっているみたい。

またまた、心配事ができてしまったようです。

       3.27

おかしなもので、お客さんが、増えたらしく、急にあちらこちらから、器を納品してほしいと

連絡が入った。そういう時に備えて、作品を作り貯めていたはずなのに、棚がガラガラになっている。

結局、毎年起こる状況に陥ってしまって、焦って、窯を焼くことになる。そんなわけで、急遽

釉薬掛けを始める。それも、青い器ばかり。予定としては、カラフルな色面の器を焼くつもり

だったのに。またまた後回しになってしまった。

       3.26

今日の朝作業は畑じゃなくて、焼き物の方。皿の削りです。今朝でなんとか尺皿50枚、削り

終えました。置き場がないので全部離れに運びました。これだけ並ぶと壮観です。あとは

無事に焼き上げるだけ。だけと言っても、それが問題。焼くのは、大きい方の窯を使わなければ

なりませんから。その窯、温度が安定しないのが欠点なのです。おまけに、とてもシビアーな

釉薬を使わなければなりません。いつもと違って、温度計を二つ使う予定ですが。もし、

失敗したら、もう一度、1からやり直さなければなりません。ちょっとした、ギャンブルなのです。

       3.25

昨日、今日と二日がかりで、ハウスの中にラセン杭を埋め込む。合わせて16本、台風が来たら、

ロープをつないで、風に飛ばされないために。現代農業のハウス特集の記事の中から、やれそう

だなと思い実行した。杭を埋め込む途中に、石に当たると、杭は回らなくなって、抜いてやり直さ

ないといけない。思ったよりも力もいるし、腰にも来る。朝暗いうちの作業だから、ヘッドライトを

頼りに進めた。なんとか、埋め終えて、台風対策は一応終了。次は畑の草取り。暖かくなったら、

急に雑草が伸び始めて、早くなんとかしなければと焦っていた。今年は、あまり耕さないで、

育ててみようと思うので、ざっと取る程度にする。機械ではなくホーで、地表部だけを刈り取る感じ。

不耕起栽培というらしいのだけど、そこまではっきり考えてのことではなく、手抜きの無精もののア

イデア。昨年は永田農法をかなり真面目にやって、それなりの成果は得られたと思う。そこで、

今年は、少しだけ、ナチュラルな方向へと舵を切ってみるつもり。エヒメaiも順調に育って

いるようだし。

       3.24

真っ青な空、世間はすっかり春の盛り。菜の花が咲き競う畑、山桜が遠くの山稜を染めて、

ハンドルを握っていても、気分が朗らかになってくる。お店を3箇所回って、納品を済ませて、

港で昼を食べる、カミさんを待っている間ぼんやり海を眺めて、すっかりピクニック気分。

帰りは例によってお店を回ってあれこれ。と言ってもこっちの目的は、コンクリートブロックに

園芸用の土、売り出しをしていたので、思い切って、大量に買い込む。混雑していて、車を停める

ところがなかなか見つけられない。これだけ、暖かくなってくると、誰もが庭や畑の準備に

張り切るらしく、欲しいと思っていた材料の品切れが多く、やっと、なんとか必要なものを

確保する。そろそろ、種まきした苗をポットに植え替えないと、窮屈そうなので。だいぶ、

日も長くなってきて、夜明けも早くなってきた。ただ闇雲に蒔いてしまった野菜たちを、

どこに植えたら良いか、経験不足の頭を悩ませているところなのです。

       3.23

寒い。東京方面より10度近くもこちらの方が気温が低いらしい。朝の散歩でも、指先が冷たくて、

ポケットに手を突っ込んで歩く。明日の棚卸しのための、納品の準備をする。箱がなくなったので、

注文していたが、昨日の欠航で届きそうにない。たくさん挽いた皿を削ろうとしたが、思ったよりも

乾いていない。それで、今日もまた皿を挽く。こちらも注文品だが、別の人からの。早め早めに

やっておかないと、何が起こるかわからないから。近頃、地震も多い。昨日の晩も南の吐噶喇で

地震が発生した。あっちこっちの火山で噴煙が上がるし、地下の活動が活発化しているのは

間違いないこと。大きな災害が起きないことを祈るばかり。

       3.22

雨と風。まさに春の嵐。船も欠航。明日もあやしいとか、こうなると南海の孤島といった風情。

そして、大皿作りも大詰めです。予定枚数をほぼ挽き終わりました。あとは予備を少し。なんとか、

日和ることなく、蹴ろくろで最後までやり通しました。

       3.21

午前中は、土練機回したり、荷造りしたり、事務作業をしたり。午後、よし挽くぞと、今日も

皿作りを始めた。ところがどうしたことか2つ続けて失敗する。へたってしまったのだ。これまで、

蹴ろくろでは、失敗したことがなかった。すっかり自信をつけたのに。ちょっと新しく作った

土が柔らかかったためか。それにしても、すっかり自信喪失。己が未熟さに心もへたる。気持ちを

入れ替えた、その後はなんとか、失敗はなかったけれど。何事も、油断大敵ということらしい。

       3.20

えひめAIを作る。本を見ながら。表紙には、畑でも台所でも大活躍と書かれている。納豆菌、

乳酸菌、酵母菌の手作りパワー菌液という。最初は、ペットボトルで作って試してみるものの

ようだが、例によって、良いものならドーンとやってみようと、いきなり、20リットル入り

ポリ缶で作ることにした。砂糖1キロ、ヨーグルトの450グラム入り2パック、ドライイースト

200グラム、それに納豆を適量。ぬるま湯15リットル。15リットルの湯を沸かすのが大変。

前に買ってあった、馬鹿でかい寸胴鍋、これ、ソーダ窯を試そうとオークションで買って

おいたが、結局まだ試してなかったもの、思いがけず役に立つことになった。おまけにこの

鍋蛇口がついているので、重い鍋を動かさなくても、湯をポリ缶に移すことができる。

それにもう一つ、熱帯魚用のヒーター、これも用意しておいた。材料を合わせて35度に設定した

ヒーターを投げ込んで、一週間待てばできるという。この作業を工房の台所でやって、しばらく

して戻ってくると、ものすごい臭い。醤油を酸っぱくしたような。まあ、材料を思い出せば

想像がつくと思うが。これは、まずいと慌てて、ビニールハウスに移動。電気引いといて

よかった。えひめAIはエヒメアイと読ませるらしい。開発者の曽我部さんという人が、島根の

少女、坪田愛華さんという、地球の秘密という絵本の作者の名前からとったらしい。彼女は

原稿を書き上げた夜に脳内出血で亡くなられたという話。ストーリーは読んでないから、内容は

わからないが、曽我部さんが感動して、愛という音をもらったものだという。もともと、汚れた

水の浄化を目的に開発された菌液で、色々に使えるらしい。それに、シンプルなので、それぞれが

カスタマイズして、使うことができるのが、広まっている理由の一つかもしれない。使い始める

前から、期待しすぎると、効果が感じられないと、がっかりしそうだが、まあ、それはそれ

として、新しい試みに挑戦するのはワクワクするものだなあと思う。

       3.19

ここのところ。石垣島が大ブームで、観光客も増え、ホテルが建設ラッシュだと聞いた。我が、

屋久島はどうかというと、近頃は訪れる人の数も減り気味で、昨年は飲食店の閉店が相次ぎ、

木工をやっている友人が島を出たりと、なんとなく寂れてゆく印象を持って、寂しい思いを

抱き始めていた。まあ、どこも、波があって、上がる時があればさがるときもある。45年あまり、

ここで暮らしていると、栄枯盛衰のようなものを思ってしまう時もある。しかし、ここへきて、

少しずつ、流れが変わっている気もし始めた。ご近所にも、色々な人がやってきて、新たに何かを

始めようという、兆しが見える。家のすぐ下の方に、コーヒー園をつくりたいという人が

やってきたり、上の方でも、何か新たに始めたいと挨拶してくれた人もいた。そのほか、

ニュージーランドから越してきたカップルも、新しいビジネスを考えているようだし、ちょっと

離れた集落で、ベリー園を始めようと頑張っている人のホームページにも出会った。それぞれの

人たちが、新たな可能性を感じて、この島にやってきて、希望を持って頑張っている。そんな中で、

一歩先んじて、この島で、陶芸という道を歩いてきたものとして、停滞している姿を見せるわけには

ゆかない。一歩ずつでも、前に向かって歩いている姿を見てもらって、この島には無限の可能性を

秘めているのだということを、感じてもらいたいと思う。

       3.18

毎週土曜日の午前中は、次男の世話で、ほぼ半日が取られてしまうのだが、今日はちょっと

早く終わったので、土練機を回して土を練った。それを使って、午後大皿を挽いた。大皿と

いっても、焼き上がりの直径で30センチほどだから中皿といってもおかしくないが。使う粘土は

一つに約2キロあまり。空気が入らないように、それと固めに練らないとへたってしまうので、

3枚ぶん、約6キロずつ練ってゆく。昨日は、電動ろくろを使ったが、だいぶ手が慣れてきたので、

蹴ろくろでやってみた。昔は、10キロ20キロ使って大皿や壺も引き上げたものだが、この歳に

なるとかなり辛くなって、少し大きなものは電動を使うことになる。しかし、足や腰の調子が

今かなり良いので、チャレンジしてみた。結果、予定していた10枚、ミスなく挽き終えることが

できた。ちょっした達成感を感じている。まだまだできるじゃないかと。蹴ロクロは、腰や膝への負

担が重く、陶芸家でも、だいたい40歳代までに、電動に変える人が多いと聞く。この歳まで、

なんとか続けることができたのは、まあ、運が良かったということだろう。あまり無理を

しないように気をつけて、なんとか続けてゆきたいと思っている。

       3.17

今朝で、パイプアーチの補強を終える。あとは風で持ち上げられる力を抑えるためのロープを

取り付ける予定だが、杭が届くのが先になりそうなので、しばらくお預け。それよりも、そろそろ

本ちゃんの、植え付け準備に取り掛からないといけない。少しずつだがイメージができてきた。

入り口近くはすでに、材料置き場になってしまった。反対側をぼかし肥料の製造スペースとして、

奥の方をまず、4つに分ける。メインの区域にトマトをはじめとするナス科を植える。反対側は

ウリ科、手前に葉物とハーブ、そして残ったところには鉢で果樹を育てようと思う。果樹は何を

育てるか、まだ全く思いつかないが、そんなイメージでやってみようと思っている。基本液肥を

使う予定だが、できるだけ有機でぼかし肥料を手作りしたい。四つに分けたのは、連作障害を

考えてのこと。順番に移動してゆけば障害も出にくいのではと考えて。ということは、最低、

4年間は、台風で潰されないということが前提になるが。もし、壊されたとしても、できるだけの

備えはしたわけだから、諦めもつくと思う。あと、なんとか、元気で、とりあえず、4年は

生きてゆきたいと思うのだが。

       3.16

ここのところ、注文仕事に追われている。まとまった仕事がひと段落ついて、ホッとする

暇もなく、なぜか、次々と舞い込んでくる。島のホテルだったり、新しくお店を始める人から

だったり、観光で島を訪れたお客さんからであったり、様々なのだが、こんなのを両親に

プレゼントしたいとか、今度こんなシンポジウムがあるので、作ってもらえないかとか。

嬉しいことだが、毎日、頑張って作っているのに、なぜか注文の方がたまっている。ハウスの

仕事もやりたいことが山積みというのに。ありがたい悲鳴が出てきそう。悲鳴で思い出したが、

数日前から、急にウグイスが鳴き出した。今年のウグイスは、いきなり美しい声でホーホケキョと

歌っている。いつもは、下手な鳴き声から少しずつ進歩してゆくのだけれど。早熟ウグイスという

ことか。畑は取り残した大根やブロッコリーの黄色い花が真っ盛りで咲き競っている。黄梅の

黄色も手伝って、イエローガーデンができてしまった。

       3.15

年が明けてから、お休みしていた陶芸体験を今日から再開です。そのため、朝から体験工房を

片付け、掃除して、準備しました。それに、昨日のことですが、工房の雨どいに生えていた草を

撤去しました。これがなかなかのおお仕事で、何しろ、30数年、ほったらかし状態で、パイプに

詰まったヘドロに飛んできた草の種が芽生えて、しっかり根を張ってしまったものです。パイプを

止めていた金具を一つずつ、外して、パイプを取り外して、つなぎをバラして、中を掃除しました。

口で言うと簡単ですが、やってみると、本当に大変で、息子に手伝ってもらいながら2時間ぐらい

かかってしまいました。まだ、離れにも、家にも草が生えてしまったところがあります。これから

順にやってゆこうと思っています。

       3.14

朝から出かけてきました、三ヶ月に1度の検診です。近頃、お酒の量が増えて心配だったのですが、

パーフェクトですという太鼓判に一安心。帰りにお酒のスーパーによってまた買い込んでしまい

ました。暮れごろから、これまでの焼酎よりも日本酒を呑むようになりました。それも、高級な

純米酒や吟醸酒ではなくて、安い紙パックのお酒です。ちょっと甘いやつ。毎晩2合ぐらい呑んで

いるでしょうか。なぜ、甘いお酒かなと考えてみますと、晩の米食をやめたせいかもしれません。

ダイエットのために。おかげで、今の体重は60キロ。8キロぐらい痩せることができました。

それでコレステロールの値が正常値になったのだと思うのですが、やはり寝る前に体が欲するの

かもしれません、甘い日本酒を求めるのは。これまで3リットルで1300円ぐらいの安いのを

呑んでたのですが、見つけてしまいました、もっと安いのを。3リットルで900円台です。

ついでに、焼酎も買いました。こちらは奄美の黒糖焼酎です。島のナポレオンと書いてありましたが、

こちらもかなりお安い焼酎です。おまけに糖質ゼロと書かれていました。焼酎は、食事の初めに、

お湯との割合が9対1ぐらいです。ほとんど焼酎の香りのお湯といった感じですが。てな訳で、

ルンルン気分で帰ってきました。最後に農協へ立ち寄って、先日届いたパイプの代金の支払いを

しました。今やっている、ハウスの補強用です。値段は、調べてみると、石垣島よりも4割ほど

高いのですが、人口が少ない屋久島だし、農協が取り扱えば割高になるのはわかっているのですが、

他に手立てが見つからず、お願いしたわけです。久しぶりに農協の購買に立ち寄ったのですが、

相変わらずの対応でした。昔は色々な品物の在庫があったのですが、今はほとんど取り寄せに

なっています。あるのは、肥料と農薬ぐらいでしょうか。島にホームセンターができて、あまり

売れなくなったという事情もあると思いますが、利用者も、ほとんどが昔ながらの農家さんで、

現金取引をしている人は少ないようです。組合員の方は、支払いは預金から自動で行われるの

でしょう。その方が面倒がないでしょうし。だから、値段も他所と比較のしようもないわけで、

カタログからの定価販売になってしまうのでしょう。ハウスで、使いたいと貯水タンクの見積もりを

頼んでみたのですが、まずカタログが見つからない。やっと見つけても、ただ突き出して終わり、

値段がいくらかなのかも教えてくれない、いやあ、驚きました。お金を出して、買おうとする

人間をお客とは思ってないようです。やっと別の人が価格表を探してくれましたが、色々な

サイズがあるのに、一番大きなサイズのしかわかりません。あとは想像しろということの

ようです。心の中で、こりゃあダメだと諦めて帰ってきました。農協の悪口を書きたくは

ありませんが、勿体無いなあと思ってしまいました。我が工房など、せっかく来ていただいた

お客さんには、できるだけの努力と精一杯の接客を心掛けているのですが。押し付けがましくなく、

それでいて、冷淡でもない、さりげない接客は、口で言うのは簡単ですが、いつも本当に

難しいことだなあと、反省ばかりです。今日は、珍しく、余計なことを書きすぎました。

病院などに行って、元気になりすぎてしまたようです。

       3.13

木の葉皿の原型作り。ビアマグのろくろ制作。今日の作業は、順調に終わるかと思っていたが、

最後に落とし穴があった。それは、以前、仏壇で使う、花生けを頼まれていたことを思い出して、

作り始めたのだけれど。できない。お恥ずかしながら、思った形にならない。大きさが決まらない。

イメージよりも太くなってしまう。二つの大きさも、形もバラバラ。最後全てオシャカにする。

最近袋物(口の閉じた形のもの)作ってないものなあ。それに小物ばかり作っていたし。昔、

個展やっていた頃は、花器が多かったのに。致し方なし。明日。再挑戦しようと思う。

       3.12

ハウスと削りと液肥と化粧。今日の主な作業です。ちょっと早起きでした、三時半頃から、ハウスに

電気が来たおかげです。真ん中の束を立て終えました。あとは両サイドと縦の梁です。お皿を削って、

昼に畑の玉ねぎとニンニクに液肥、それから削り終えたお皿に黒化粧、これはスポンジで、三島が

埋まらないようにポンポンと。そのあと、届いた花と野菜の種まき。ハウスのおかげで、例年なら、

五月の連休頃やっている作業をもう始めています。

       3.11

思案中です。今朝の寒さ。驚きました。外の気温は4度、ハウスの中でもわずか6度でした。

長い間、この島で暮らしましたが、これまで最も低かったのが3度ですから、この寒さがいかに

珍しいことかわかります。放射冷却と言うのでしょうか。昼間は日が差してぐんぐん上がって

ハウスの中は35度でしたから、温度差は30度近くになります。それでも、植物たちは耐えていますから、

たいしたものだと思います。昨日と今日の朝作業で、はりの補強が終わりました。次は立てに

支えるための束を取り付けます。こちらは一つずつ、パイプを切りながら進めないといけません

から、時間がかかりそうですが。苗の方は順調に育ってくれています。ただ、ピーマンだけは

なかなか芽が出てくれません。ちょっと、加温が足りなかったのかもしれませんが。

       3.10

昨日、今日と、二日がかりで包装と荷造りを終え、ここのところずっと取り組んできた仕事の

区切りがついた。ハウスは、やっと届いた、パイプを使って、補強に入る。アーチを支えるために

横向きにパイプを取り付け、それが終わったらトラスになるように縦にパイプをつなぐ予定。

こんなことでどれだけ丈夫になるのかわからないが、やれることはやっておこうと思っている。

台風の季節までにはまだ間があるけれど、ものを植えつけてからでは、歩き回ることができなく

なる。転ばぬ先の杖に、果たしてなるのだろうか。

       3.9

突然です。忙しくなるのは。と言っても、ただ人の出入りの話ですが。何もない日は、静かに、

淡々と過ぎてゆくのですが。メールのやり取り、納品、集金、荷造り、最後にお客さんと、訳が

わからないうちに過ぎてゆきました。今朝も、二時過ぎに目が覚めて、四時前から工房をうろうろ

していましたから、夕方にはぼーっとしています。まっ、たまには良いものです、こういう

活気があるのも。

       3.8

昨日、留守中に工房にきてくれたお客さんから、器の注文をもらったので、早速作り始める。

これまで、依頼を受けていた器が、ほぼ作り終えて、気が抜けかかっていたタイミングなので、

もう一度、気合いを入れ直すのに、ちょうどよかった。三島のお皿で、今度始めるお店で使って

くれるらしい。それと、もう一種類も頼まれて、優先的に作ることにした。昼過ぎにバスで

来てくれた3人組の若者、アジア人で、聞くとシンガポールからだという。先日はマカオからも

来てくれたし、相変わらずアジアからのお客さんが来てくれる。バスで、どうやってくるのかと

疑問に思うが、わざわざここまでやって来てくれたことに感謝する。ゆっくり焼き物を見て、

次のバスで滝を見にゆくという。店の前で見送ったら、何度も頭を下げて、振り返ってくれた。

不思議なことだが、物静かな物腰が日本人とよく似ている。中国人とはずいぶん違うなと思った。

       3.7

朝の四時から、せっせと絞りました。タンカンジュースです。頑張ったので9時過ぎには終える

ことができました。1日がかりと覚悟していたのですが、要領がわかって捗ったのだと思います。

それでも、結構しんどかったので、制作の方はお休みにして、カミさんにくっついて買い物に

行ってきました。目的は、土です。苗の植え替えの、ポット苗に使うための。ホームセンターを

二ヶ所。最初の店で、ポリの容器で蛇口がついたのを発見。近頃、気になっている、菌の培養に

使えそうなのを見つけました。作り方は、ヨーグルトとイーストと納豆、それに砂糖を加えて

発酵させるというものです。昨日、DVD付きの本が届いたので、参考にして作ってみようと

思います。それは愛媛AIというもので野菜が元気に育つらしいのです。永田農法は、化学肥料の

液肥で育てる農法ですが、考案者の永田さんは実は菌についてもこだわっていたという話を

読んだことがあります。菌は土の中の色々なバクテリアを活発にさせるという話ですから、

試してみようと思っています。たまの外出で、すっかり春めいた景色に心踊る一日となりました。

       3.6

昨日と打って変わって、雨模様。こんな日は外仕事はできません。朝から工房で、一晩水に浸けて

おいた野菜の種を、トレーニ蒔きました。今回は、ナス、ピーマン、唐辛子、メロン、スイカ、

それにカボチャです。ちょっと早いかなと思うのですが、ハウスがあるので、ダメ元で蒔いて

みました。いっぺんに撒かないで少しずつです。遅ればせながら学習してます。午前中は。昨日

作った石膏型で猫のオブジェの原型作り。午後は、タンカンを絞りました。半日かかってやっと

キャリー一つでした。いただいたタンカンがまだ3キャリーぶん残っています。気温が暖かく

なってくるといたみも早くなります。せっかく、もらってきたので腐らせないように早く

ジュースにして冷凍にしたいのですが、かなりの時間がかかりそうです。ジュース用は特に

小さい実ばかりですから余計手間がかかります。しかし、これで家族の1年分のスムージーの

材料になると思えば、頑張らないといけませんね。今夜も早寝して、明日は朝から取り掛かろう

と思っています。

       3.5

昨日みたいに、やさぐれるのは嫌だから、とにかく動くことにしました。暗いうちから庭仕事。

伐採した枝を集めて、運び出し、庭木を整理しました。いちばんのポイントはバラの枝です。

伸び放題で、近づくこともできなかった、ナニワノイバラにアーチを立ててみました。アーチは

ハウスで使っていたパッションフルーツの支柱用です。これで、庭に入る道も兼ねることができます。

夢中でやっていたら、八時を過ぎてしまって、大慌てで食事をして工房へ下りました。工房では

まず窯仕事を終えて、トマトのポット上げ、次の野菜の芽出しの準備、そして猫のオブジェの

原型作りです。この前作ったのが、売るにはちょっと大きいので、サイズの小さいタイプで、

ある程度数を作れるようにと、途中までは型を使うことにしました。その石膏どりをしました。

そんな風にバタバタやっていたら、あっという間に一日が過ぎてゆきました。下手な考え休むに

似たりと言いますが、確かに、まずは体を動かすことが、落ち込まない秘訣かなと思うのです。

       3.4

我が家の敷地で今、最も荒れているのはどこかと、考えたら、家のすぐ下の、最初に木を植えた

庭だと気がついた。去年の台風で倒された、ヤマモモの大枝も残っているし、生え放題で暴れている、

エゴやアカメガシワも勝手に枝を伸ばしている。これから、暑い季節になると、とても手を

つけるのが嫌になりそうなので、今朝はとりあえず何本かを伐採することにした。先日、手入れを

したチェンソーも快調そうだし。立っていると大したことない木も、倒してみるとなかなか

簡単には片付かない。気がつけば8時を回っていたので、途中までで、手を引くことにする。

雨もポツポツ落ちてきたから。午前中は雑用に追われ、午後一人になって、さて何をしようかと

思案すると、あれ?、思い浮かばない。どの仕事も、だいたい片がついて、ひと段落している。

オブジェはというと、昨日、一番後から作ったものが、白化粧をかけて、壊れてしまった。

ちょっと、すぐに次のに手をつける気も起きない。三時過ぎまでぼんやりしていたが、こいつは

まずいと、とりあえず、仕事場の掃除を始める。ろくろの周りの削り土を集めて、バケツに戻し、

道具を水で洗い、作業台を濡れ雑巾で拭いて、どうやら、さっぱりして、気持ちも少し明るく

なった気がする。春は怖いんですよね。何か、ちょっとしたことで、心が虚ろになりそうで。

       3.3

ようやく、風も収まり、今朝は見事な満月が、西の空に浮かんでおりました。これまで、他人事と

思っていた、花粉症がどうやら、我が身にも訪れたようです。くしゃみ鼻水目が痒いと典型的な

3症状が出ています。だいぶ、遅いデビューとなりましたが、ようやく、1人前になれたと、

嬉しいような悲しいような。どうぞ、勘違いでありますように。

       3.2

昨夜は、びゅうびゅうという風の音でよく眠れなかった。ハウスは大丈夫かと心配で。今朝、

早速調べてみると、なんとか無事。ホッとしたのもつかの間、資材を置いている、小さなパイプの

小屋が、なんと、根こそぎ持ち上げられて、ビニールシートも剥がされて散々なことに。散歩から

戻って、早速、修理する。幸い、パイプは無事だったので、応急的な修理でなんとか急場をしのぐ。

しかし、何か方法を考えないと、これからくる台風ではひとたまりもないだろう。午後、ちょっと

風もおさまったかなと、昨日修理したオブジェを入り口にセットする。夕方になっても、結構強い風が

吹き続けているが。前に作って、窯になかなか入れてあげられなかった、大きめの花瓶などに

釉薬をかけて、焼く準備を始める。

       3.1

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