陶芸 屋久島日記

朝の散歩の後、降り出す。こんな日は、ハウスがあってよかったと思う。濡れずに作業ができるから。

トレーにバジルの種をまく。去年は、たくさん収穫したので、バジルペーストを作り、冷凍保存している。

それを解凍して、パスタに和えると、お店に負けないような味になる。何しろ贅沢に使えるから。

ゆでたてのパスタにさっとあえてオリーブオイルを絡ませるだけで、ジェノベーゼの出来上がり。

エビとか生ハムなんかを加えたらあ、とっても贅沢なリストランテの味になる。今年もなんとか、

上手に育てて、それにトマトも収穫できたら、トマトソースにして、我が家の、イタリア風の小さな村の

物語を作りたいと思っている。

       4.30

朝から雨模様。午後に向かって、激しくなる。心配していた、娘たちの里帰りも、飛行機が飛ぶことが

できない。九州がすっぽり厚い雨雲の中に入ってしまったらしい。屋久島に連休を利用して来た人たちも、

この天気ではどうしようもなく、工房の体験は満員状態。朝から、夕方まで、こちらもヘトヘトになる。

なんにしても恨めしい、雨空である。連休はまだまだ始まったばかり、この先、果たしてどうなる

ことやら。

       4.29

昨日、ミニトマトの苗が届いたので、早速植え付ける。長さ8メートルの、雨よけフレームに1メートル

間隔で二列。残りは、ハウスの中に4鉢。ポットで、すでに花が咲いている。接木されているので、

病気には強いはず。屋根はすでにビニールで覆っている。午後から、雨が降り出すが、心配しなくて

済む。沖縄ではそろそろ梅雨のシーズンというから、ここも、近々雨が続くようになるのだろうか。

       4,28

連休初日。風も収まり快晴。旅行日和。朝から、窯出し。結構作品は揃ってきた。棚にはぎっしり

並んでいる。あとは、お客さんがたくさんきてくれると良いのだが。コーヒーカップの取っ手付けをする。

夕方までに数組。初日の出だしだから、良かったと思う。

       4.27

明日から、連休が始まる。そこで、県道際の看板周りの草を払う。ついでに、バス停周りの草払いも。

人が見たら、明らかに連休に備えているなとわかるので、少し恥ずかしいが。昨日、カミさんが棚卸しに

行ったら、色々欠品があったというので、補充に出かけることにした。かみさんは、二日続きの遠出。

風が強いが、晴れて暖かい。道路ぎわのあちらこちらに、桃色沖縄月見草が群れ咲いている。去年、

工房の前にもタネをまいたが、まだ咲き始めていない。どうも、土の相性が良くないらしい。街には、

まだそれほど観光客の姿は見かけないが、相変わらず、外国からのお客さんはよく目につく。帰りに

寄った、ホームセンターで、野菜の苗が売られていて、嬉しそうに買い求める人の姿が見られた。

トマト、なす、ピーマンと、だいたい、一通り買い求めてゆく。うまくゆくかどうか、天候次第、

果たして、どうなることやら。

        4.26

カミさんが、棚卸しと買い物で出かけるので、家で留守番。今、屋久島はインフルエンザが流行していて、

次男がお世話になっているデイサービスでも発生中のため、ここのところ、ずっと休ませている。

そんなわけで、買い物にゆけず、冷蔵庫が寂しくなってしまった。家で、次男の世話をしつつ、

庭に下りては剪定作業を始めた。朝のうちの雨も上がり、陽が差すと、ぐんぐん気温が上がって、

汗が滴り落ちてくる。蒸し暑い。チェンソーで枝を落として、トリマーで刈り込んでゆく。去年ほとんど

庭仕事ができなかったツケで荒れ放題野なってしまい、簡単には片付かない。何本か、刈り込んだ後は、

雑草抜き。例年は、今頃花の種を蒔いているところだが、今年はタネの注文もまだだし、畑仕事も

進んでないから、どうしたものか迷っている。去年のツケが回ってきて、日々、足掻くことに

なってしまった。

       4.25

雨、一時的に猛烈に降る。きのう、トマトの畝に、マルチを敷いて、風に飛ばされないように裾に

土をかぶせて、抑えたのだが、止み間に見に行くと、案の定、流されていた。これでは、風が吹いたら、

吹き飛ばされてしまう。天気が良くなったら、良い方法を考えないといけない。畑をやるということは、

雨に風、特にに屋久島でこれから失敗しやすいのが、長雨で根腐れを起こすこと。それと、台風の被害

だが、こればっかりは対処のしようがない。そうそう、忘れていたが、虫の害も侮れない。とはいえ、

農薬は使いたくないし。あと、雑草にも頭を悩まされる。そんなわけで、夏野菜は、途中でお手上げ、

なんてことも起きがち。まあ、農業を生業にしているわけではなく、あくまでも趣味として、

楽しむのだから、それもまた、良しとしようと思う。

       4.24

去年全くダメだった、トマト。今年はやらないつもりだったが、園芸店で、つい苗を買ってしまった。

ハウスの、新しいところに植えたのだが、畑には植えるつもりはなかった。ところが、いろいろ考えて

いるうちに、このまま、諦めてしまうのも癪になって、何かないかと思案していた。まず、夏にタネから、

育てたミニトマトが、今も、ハウスで生きている。丈夫なミニトマトならなんとかなるかもしれない。

色々調べると、接木苗というのがあるらしい。丈夫な台木に継いで、病気にかかりにくいという。

普通の苗より、値段が高いが、やってみる価値はありそう。そこでネットで探して注文した。今朝は、

植え付け予定の場所に、白黒マルチというものを敷いてみた。去年は黒マルチというのを使ったが、

それが良くなかったのではと考えたので。黒は、地温をあげるのには良いが、トマトは暑すぎると

枯れてしまうらしい。今年の畝は去年と同じなので、連作障害が心配だが、去年は早々枯れて

しまったので、影響はそれほど残ってないのではと判断した。それに、雨よけをする予定なので、

フレームを別の場所に移動するのも、大変なので。果たして、どうなることやら、やるだけ

やってみようと思っている。

       4.23

今朝も4時から畑の草取り。なかなかはかどらないが。散歩の後は、庭や家の周りの草払い。もうすぐ

連休ががはじまって、娘家族も戻ってくるし。陽が照ると、もう夏の暑さ。朝だけで4時間、世間の

人の半日ぶんを働いたことになる。後は、釉薬がけ。今回は、新しい試みが多く、手間もかかるが、

期待も大きい。

       4.22

里芋を、3畝ぶん植え終わった。うまく育てば、1年食べるだけは取れそう。ここ三日の作業で、園芸用の

手袋に穴が空いてしまった。手で草を引っこ抜くから、消耗するのだろうが、なぜか、破れるのは右

ばかり。本来、左利きなのだが、草抜きには右を多く使っているらしい。毎日、草を抜いていると、

だんだん畑らしくなってくる。荒地を開いている感覚が楽しい。ただ、もう植えるものがなくなった。

このまま、開けておくのは勿体無いし、かといって、育ちそうもないものは植えても無駄になる。

里芋などは、一度育てると、その畝は5、6年開けないとうまく出来ないというし、ナス科の野菜も

3、4年開けたほうが良いという。だから、余計、計画的にやってゆかないと、だんだん植える場所が

なくなってしまう。ただ、闇雲にやれば良いというものではないようだ。

       4.21

夜明け前だというのに、外は明るい。まんまる月夜だ。天気も晴れている。時計を見ると、4時を

回っている。ハウスで水を撒いて、家の入り口の藪の草を抜く。サースがはびこって、荒れているので。

月が明るいけれど、ヘッドライトの明かりを頼りに。以前植えたバラが思ったよりも大きくなっている。

今年は花が楽しめそう。明るくなってきたので、ハウス脇にジャガイモを植え付ける作業の続き。

そのあとは、畑のワケギの畝に、里芋を埋め込んでゆく。不耕起栽培だと、前の作物をそのままにして、

次のを植え付けることができる。収量は多少減るかもしれないが、一回ごとに全部を抜いて、耕運機を

入れる必要がないから、かなり省力できる。それに、野菜がタネになるまで置いておけるから、勝手に

来年出てきたりする。今、生えているパクチーなどは増えていたるところに野生化している。花も

白いかすみ草のような可憐さだ。工房の花瓶には春菊の黄色い花が生けられているし。今朝、

スムージーに入れたのは花がつき始めたリーフレタス。ちょっぴりほろ苦いが、栄養はありそうで、

次男も喜んでくれたみたい。

       4.20

近頃、畑にいる時間が増えて来て、本がなかなか進まない。新平家物語もようやく半分まで来たのだが。

朝、4時にはハウスに下りて、ゴソゴソ動き回っている。3年使ったヘッドライトはとうとう出てこず、

新しいのを手に入れて、使い始めた。今朝は、ハウスの外の空いているところに溝を掘って、家で芽が

出た、バレイショを終えてみた。畝も立てないズボラさで、まあ、ダメでもともとというお気楽加減で。

畑も三年目に入って、だんだん自が出て、手抜きの度が進んでいる。こちらの言い方でテゲテゲと

いって、適当ぐらいな意味だと思うが、もうズボラ農法と言えそう。去年収穫したサツマイモも芽が

出始めているので、土に埋け込んで、芽出しを始めた。その茎を埋め込めば、さつま芋畑になると

いうわけ。去年もそれで、思った以上の収穫を得ることができた。次は、そろそろ里芋も植え込ま

ないといけないし、なかなか本を読んでいる暇がなくなってしまった。

       4.19

窯出ししたり、窯づめしたり。忙しいような、そうでもないような。連休が近いから、やるだけは

やっておかないと、どうなるかはわからないけど。世間は外国人ばかり目につくし。工房に来て

くれるお客さんも、ほぼ半々といったところ。おまけに、作品を買ってくれるのは、圧倒的に

外国からのお客さんが多い。一体、日本はどうなってゆくんだろう、これから。新元号の令和で

気がついたのだけど。今読んでいる新平家物語、よく令という言葉が出てくる。これは、はるか

上のお方が、下すお言葉のこと。令旨といって、リョウジと読むらしいのだけど、時の後白河上皇が

平家を倒せと源氏に出したのもこの令旨。なんにしても、総理の語ったところとはだいぶ違っている

ような。大丈夫かなあ、この世の中は。変な令がくだされないと良いのだけど。

       4.18

三島の原型に化粧をかける。三島の仕事の化粧がけは色々やり方があるが、近頃気に入っているのが、

素焼きを終えた後に、化粧をかける方法。生がけといって、柔らかいうちにかけるのが普通だが、

これだと、柔らかい感じはよく出るが、今ひとつ、くっきり感が出しにくい。素焼を終えた後だと、

拭き取るだけで綺麗な柄を出すことができる。ただ、今度は逆にはっきりしすぎて味がなくなりやすい。

そこで、どうしたら、雰囲気のある柄の浮き出しができるか、そこが工夫のしどころ。今日もあれこれ、

試行錯誤を繰り返している。

       4.17

朝、野菜の苗をすべて、ハウスに植え付ける。畑と半々に植えるつもりだったが、まだ夏野菜が残って

いるので、畑の方は、サトイモやサツマイモなど、場所をとるものを植えようと決めた。ただ、

かぼちゃとスイカだけはハウスでは狭すぎるので、ハウスの脇のスペースに植えた。去年もおなじ

所に植えたのだが、長雨で病気が出て、とうとう一つも収穫できなかった。まあ、こればかりは

お天気次第だから、致し方ないが。とりあえず、ホッとして、しばらくは本職の陶芸に専念でき

そうな気がする。気がつけば、連休がすぐそこまで迫っている。宿はどこも満室というから、お客さんも

来てくれるとありがたいのだが。こればかりは、水ものなので、どうなることやら。まあ、できる

だけのことはしたいと思うのだけど。

       4.16

今朝で、ハウスがなんとか元の姿に戻った。思えば、去年の台風以後だから、半年ぶりということになる。

仕事の忙しさもあって、手をつけられず、一時は 廃園になってしまうかなという懸念もあったが、

ビニールも新しくして、なんとか復活することができた。去年は、トマトやナスなど、すべてタネから

育てたが、今年はそこまでは叶わず、苗を買ってきて、育てることにした。ただ、これからの暑さ対策が

まだ思いつかず、また去年の二の前で、次々枯らすことになるかもしれない。それでも、雨で根腐れで

枯れさせる心配はないと思うので、暑さ対策については、去年の轍を踏まないように、考えようと

思っている。野菜作りは、経験の積み重ねだと思うので、一歩一歩前進できれば、良いと思う。

       4.15

朝のうちは、なんとかもっていた空も、予報通り、雨になりました。昨日使っていた、ヘッドランプが、

いくら探しても出てきません。気になると、止まらなくて、結局新しいのを注文しました。畑の開墾に

本当の世話になったので、なんとか探し出したいのですが。昨日は山水が止まって、応急修理では

どうにもならず、半日がかりで、根本的に直したのですが。実はその時にヘッドランプを落としたの

ではと、山の中まで探して、それでも見つからないのです。年をとるとこういうことが多くなるの

ですかねえ。

       4.14

昨日、野菜の種を、いろいろ買ってきたのだが、畑もハウスも全く準備ができてない。今朝も、なんとか、

急がないとと、片付けに追われる。あっちこっちに散らばっている、テープを集めて、買ってきた、

コンテナーにまとめる。気がついたら、いっぱいになっていた。日頃の片付けができてない証拠と

反省する。空がどんよりして、今日は下り坂のようだ。

       4.13

春の陽気に誘われて、街に出る。お土産屋さんへ納品したり、野菜の苗を買ったり、食料品をいろいろ

見繕ったり。昼はお蕎麦やさんでざるそば。冷たいお蕎麦が美味しく感じる季節。道の脇には黄色い

鮮やかな花が咲いて、カミさんが、なんの花だっけ、去年調べたのだけど、忘れてしまったと言って。

忘れてしまったで思い出したのだけど、銀行印をどこかへ仕舞い込んで見つからず、新しいのに

変えたら、先日出てきて、そんな用事もあって、銀行へも立ち寄って、あれこれ用事を済ませて、

帰ってきた。工房で、作業してたら、オーストラリアからのお客さん。近頃は、外国からのお客さんで、

なんとか息をついでいる。時代の変化に戸惑う日々です。

      4.12

風もおさまって、ハウスのビニールもほぼかけ終わる。これで、雨への備えはなんとかできたと思う。

屋久島では、これからの長雨が、野菜作りの大敵で、毎年、根腐れでダメになることが多い。今年も

なんとか、夏に向けての野菜作りに期待が持てそう。魚文小皿とマグカップを削る。

       4.11

強風が吹き荒れる。今年は荒れた天気が多い気がする。東京方面の、桜の花びらに雪が積もった映像が

流れていた。冬のような気温だとか。そんな中でも確実に春がおとづれて、家の庭にはナニワノイバラが

満開で、アマリリスの鮮やかな赤と、競い合っている。昨日、午後来てくれた、スイスからの

お客さんが、また来てくれて、あれこれ買ってくれた。話を聞けばアーティストだとか。今日は、

神社で行われる、太鼓の奉納を見るとのこと。屋久島に連泊して、何か創作のタネを育くんでいる

のだろうか。秋にもまた、やってくるというし。今日の体験には、ドイツからのお客さんもいたし、

あいかわらず、海外からのお客さんが続いている。これは、屋久島に限ったことではないのだと思うが。

       4.10

青空が広がり、風もなく、ハウスのビニール掛けには最適な日和、と思って息子に手伝ってもらい、

ビニールを広げるが、思ったよりも苦戦する。どういうわけか、折りたたまれたビニールが張り付いて

いて、なかなか引っ張っても広がってくれない。上に登って、無理やり、ベリベリと剥がしながら

少しずつ、かぶせてゆく。ところが無風だった空模様が変わって時折突風のような風が吹き出した。

せっかく被せたと思ったら、煽られてタコみたいにバタバタと膨らんでは持ってゆかれる。悪戦苦闘

しつつ、なんとかスプリングで止めるが、破れたり、引っかかって傷ついたりと散々。新しく買った

ばかりというのに。そのままでは何が起こるかわからないので、夕方までかかって、バンドで固定する。

夜から雨になるという予報なので焦りつつ。いやあ、何が起こるかわからないものです。自然が相手

ですから。

       4.9

朝、風が強かったので、ハウスの作業は無理かなと思っていたが、だんだん収まってきたので、

ネット掛けを始める。ビニールの下に張って、雨で水が溜まるのを防ごうと思って。いろいろやって

みたけど、なかなかうまく行かず、苦肉の策として。防風ネットを張った時は、風をもろに受け

止めてしまって、うまくゆかなかったので、少し荒目の漁に使うのを捜した。ところがこれが

いざ張るとなるとあっちこっち引っかかって大変。カミさんに手伝ってもらい、なんとか夕方までに

張り終える。あとは、ビニールを被せれば、とりあえず、完了。こちらは、あまりしっかり留めず、

梅雨のシーズンが終わったら、剥がす予定。去年のように、大きな台風が来たら、また、おおごとに

なりそうなので。そろそろ夏野菜の植え付けの季節がやってくる。はたしてどうなることやら。

       4.8

春本番か。工房の周りの畑からは、草を刈る音が響き、軽トラが何やら運び出している。そう、農作業が

動き出した。今日は、県議会議員選挙の投票日。午前中に投票所へ足を運び、工房では化粧がけ。

せっかくの休日なのに、ちょっとブルー。原因は朝、書いたアンケートらしい。自殺に関するアンケート。

どうせ書かないでしょというかみさんの言葉に、天邪鬼で書き出したのが悪かった。自殺を考えた

ことがありますか?なんて尋ねられて、ありませんなんて書けるか、と思う。どんな人生にだって、

どしゃぶりで、一層死んだ方がまし、なんて思ったことがない人がいるだろうか。もし、自殺について

相談されたら、なんとアドバイスしますか。なんて尋ねられて、どう答えたら良いというのか。

つまらないからやめろというのか。頑張って生きようなんて励ますのか。さりとて、黙って話を

聞いていればそれで良いのか。だいたい、お上が、自殺のついてアンケートをとってどうしようと

いうのか。あまりにも愚かで、答えたことに後悔している。どうしたら、この世の中を、希望を

持って生きられる方向に動かして行けるのか、なんて答えられる人がいるのだろうか。暗い気持ちに

なるから、もう止そう。

        4.7

暖かい、一枚二枚と脱いでゆく。昨日は、あんなに肌寒かったのに。体がなかなかついてゆけない。

朝は、ハウスの修復作業。午前中削り。昨日挽いた鉢がもう削れる。空気が乾燥しているみたい。

午後は素焼きの窯づめ。先月、体験が多かったので、だいぶたまってしまった。頑張って、焼かないと

いけない。

       4.6

朝一番でホームセンターに走る。売り出しのチラシに欲しいものが出ていたから。それも日替わりの

奉仕品となっていたので、早くゆかないとと思って。島の人がよく軽トラの荷台に積んでいる箱。

ちょっとした道具とかを入れておくための。ハウスのビニールを去年の台風の時剥がして、置いて

あった道具や部品などが雨ざらしになっていた。サビたり、濡れてボロボロになったりで、どうにか

しなければと思っていた。早く出たつもりだったが、もう駐車場は満杯。目指す箱も残り3個と

なっていたので、慌てて、買い占める。一緒に土や肥料なども、雨の中積み込んで帰ってくる。

家の裏のさしかけ屋根の下に運び込んだら、雨でぐっしょり。風邪をひきそうなので、重ね着する。

今日は、東京では23度まで上がったそうだから、ここよりもはるかに暖かい。夕方には雨も上がって、

天候は回復に向かうようだ。

       4.5

今朝の、スムージーにはイチゴが加わった。それは、畑で採れたもの。と言っても、去年育てた株から

勝手に出てきたもの。普通、イチゴは前年の親株から出てきた孫づるを、育てるものだという。親株と

子株は、病気を持つので、孫を大切に育てて。収穫用にするとか。うちの畑は、例によって、ほったら

かしていたら、勝手に親も子も死んで、生き残った孫が自分で花をつけ、実になっている。それを

今朝使ったというわけ。半分野生のような、小ぶりのイチゴだが、数つぶ混ぜただけなのに、

香りが良いこと。まさに季節の恵みを感じることができた。そうそう、先日収穫した、ミニトマトは、

現在陽の当たるところで追熟中。なんとか、タネに使えないかと、試験中なのです。

       4.4

日差しが戻ってきて、春の陽気。これで、一気に季節が進みそうな気配。ハウスの修理も一歩ずつ。

今朝は、ビニール抑えの紐を止める、両サイドのパイプの修理。台風の物凄さが最も感じられたところ。

螺旋状の杭を地面にネジ込んでいたのが、根こそぎ引っこ抜かれて、パイプが折れ曲がったり、

引きちぎれたりしてしまった。それを新しいのと取り替えたり、補強したり。なんとか、修理した。

あとは、新しいビニールを注文するところまでなんとかこぎつけた。陶芸の方は、大きめのお皿や

鉢に三島の印を押す作業。思ったよりの捗って、削りまでほぼ終了。ここのところの三島の仕事も、

だいぶ種類が増えてきた。

       4.3

朝からハウスの修理作業をする。台風で煽られて、はずれてしまった補強金具を直していたら、その

金具に蜂が巣をかけ始めていた。まだ、最初の一匹が、小さな巣を。思わず、ペンチでつまんで

落としてしまったが、抵抗も見せず、そのまま地面に落ちてしまった。なんだか、急に可哀想になって、

地面を探したが、もう姿を見せない。あれはミツバチだったか、島の人がシババチと呼ぶ種類だったか、

はっきりとはわからないが、大きな巣になってからよりはと思ってみたり。人と生き物との関わりは、

時に殺生は間逃れないものだけど、ちょっとだけ、胸にチクリとする出来事だった。

       4.2

日から年度が変わる。ラジオから、耳慣れない声が流れてくる。朝、思いついて、ハウスへ行って、

草を抜く。サースがはびこって歩くのも困難。少しずつ抜いてゆくと、土が見えてくる。やりだすと、

どんどん広がってゆくので、止まらなくなる。とうとう、午後遅い時間まで、かかって、ハウスの

中を一通り抜いてしまった。いろいろ珍しいものも出てきた。ミニトマトが真っ赤な実をつけていたし、

唐辛子も真っ赤に生っていた。年を越えて生きていたのだ。ナスもまだ枯れてないし、パパイヤも、

去年タネを蒔いたのが、背丈ほどに育っている。そうだ、今年度の目標は、バック トゥー ザ 

ネイチャーにしようと思いついた。去年、仕事に追われてできなかった、大地とのふれあい。

年の初めに、確か、目標を決めたと思うのだが、年のせいか、すっかり忘れてしまった。だから、

今日立てた、新しい目標、ネイチャーライフを取り戻したいと思っている。

       4.1

          戻る